top of page

砥石・米山城~真田氏ゆかりの連郭式山城めぐり~

  • kk
  • 2022年4月29日
  • 読了時間: 3分

更新日:2022年5月2日

といしじょう

標高:788m

こめやまじょう

標高:734m

所在地:上田市上野

登城口:金剛寺登り口

コースタイム:

金剛寺登り口

↓25分

米山城(こめやまじょう)

↓20分

砥石城(といしじょう)

↓10分

本城(ほんじょう)

↓10分

桝形城(ますがたじょう)

↓20分

金剛地峠

↓45分

金剛寺登り口


ree

駐車場到着

八重桜がお出迎え


ree

本日は砥石・米山城へ

金剛寺登り口より出発

ポスト内のガイドマップが嬉しい


ree

登山道はツツジ


ree

そして、ズミの季節


ree

「米山城に至る」

ウグイスがいっぱい鳴いてるなぁ


ree

「←米山城山頂」

山頂まであと少し


ree

山頂が見えてきた


ree

足元にスミレ


ree

米山城跡(734m)

海野氏の支配下にあった小宮山氏が

文明年間(1480年頃)に築城

(当初は小宮山城)


ree

村上義清公之碑


「白米伝説」

米山城に立てこもる村上軍を

武田軍が包囲し水の手を断った

村上軍は白米を馬の背に流し

水は余るほどあるよう見せた

「馬を洗うほどまだ水があるのか」

とひるんだ武田軍を村上勢が攻め

戦いを勝利に導いたという

米山城跡からは今でも黒炭化した

米が掘り出されているとか


ree

米山城山頂より

東太郎山が見える


ree

新緑の季節


ree

「砥石城へ至る」

お次は砥石城へ


ree

急な下り坂の途中

赤いお星さま

ミヤマウグイスカグラ発見


ree

武者道だったのか…

急なわけだ


ree

砥石城への連絡通路


ree

山頂への階段


ree

また白い花が咲いてるよ


ree

うん、いい香り


ree

段数が書いてある「60段」


ree

「砥石城に至る」


ree

石の階段を挟んで


ree

200段


ree

宝くじありがとう


ree

270段まできたら


ree

砥石城跡(788m)

真田氏の築城と言われる


「信玄の砥石崩れ」

1550年武田信玄が攻め入るも

一か月余り攻略できず退却

村上軍に追撃され千余名が討死し

信玄も手傷を追い大敗した


ここから見える上田市の風景は

映画『サマーウォーズ』の世界


ree

砥石崩れの翌年(1551.5)

武田軍下の真田幸隆が調略で奪還

以後昌幸が上田城を築くまで居城

上田城から鬼門の方角にある砥石城は

上田盆地の北の守りとして機能


ree

「関東の富士見100景」

上田市からの富士


この六方石は太郎山に産する

「天狗石」と言われるものらしい


ree

「本城へ至る」

お次は本城へ


ree

急な崖をロープで下る


ree

「切岸」

切り立った険しい崖のこと

戦国時代では敵の侵入を防ぐため

人工の切岸も造られた

ここも人手が加えられており急崖

伊勢山方面からの道を押さえている

元来ははしごで登降していたらしい


ree

「本城・桝形城に至る」


ree

マツの窓からこんにちは♪


ree

ジブリの世界みたい

アポロに似てるきのこあるな


ree

自然の恵み

感謝しながらいただきます


ree

「大手口」

畑山・伊勢山・金剛寺の三登路のうち

伊勢山からの道が大手(正面)口のよう

途中の湧水は「水の手」と伝えられ

段郭(削平地)も多く配置されている


ree

「本城・桝形城に至る」


ree

木々の間を抜けて


ree

「石垣跡」と「本城跡」

案内板が見えてきた


ree

本城(793m)

砥石・本城・桝形と連なる三要害の中心

かなり広く館もあったと推定されるとか

「本城」とは江戸時代の「本丸」にあたる


ree

砥石・米山城址最古の絵図

長野市典厩寺所蔵


ree

本城はヤマツツジがいっぱい


ree

「桝形城へ至る」


ree

「から掘跡」


ree

「矢竹」

節が低く節間もまっすぐなため

矢(矢柄)に用いられたそう

この辺りの矢竹も植えられたものか


ree

クサボケが鮮やか


ree

「桝形城に至る」


ree

ここを登れば


ree

桝形城(826m)

砥石城北端の要害で最高地点

(本城とされた時期もあった)

入口が折れ曲がっており

桝形状になっているので桝形城


ree

「金剛寺峠に至る」

下山路へ


ree

「桝形城跡景観図」


ree

桝形城からの真田の町と烏帽子岳


ree

急な坂を下る


ree

けっこう険しい!


ree

あちこちに動物たちの掘り起こし


ree

案内板いっぱい(笑)

金剛寺へ向かう


ree

峠の地蔵尊 (頭部欠損)


ree

木の橋を渡って


ree

ヤマブキの道を通りすぎると


ree

「峠の湯跡」

金剛寺峠の麓に湧き出る鉱泉の跡

明治時代には沸かし湯があったよう


ree

「馬頭観音」


ree

「山伏塚」

山伏慰霊のためのほこら

村を守るため山伏の呪力を

永久にこの地に封じ込めたという


ree

すごい根っこ


ree

松代道入口の道標が見えたら


ree

最初の登り口に到着

ぐるっと一巡り達成


ree

下山後、真田のKimikで

大盛りパスタもペロリ!


ree

歴史いっぱいのガイドマップ

山で知りたいと思った情報が満載

戦国時代を感じる初夏の里山歩きに感謝

コメント


bottom of page