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小菅山~北信濃三大修験場めぐり 其の一~

こすげやま

標高:1046m

所在地:飯山市瑞穂

登山口:小菅登山口

コースタイム:小菅神社奥社まで1時間


朝5時半 上田を出発

コンビニでコーヒー調達


山がきれい 登山日和♪


本日は菜の花の季節の飯山へ


小菅区の駐車場に到着

芝桜がきれい


駐車場からの妙高山


飯山市指定天然記念物

小菅のイトザクラ


登山口の三の鳥居

「奥社マデ千弐百六拾米」


「八所大神」

鳩文字!何羽いるかな?

八ヶ所の権現を祀る奥社へ


長野県天然記念物

小菅神社のスギ並木

約800mにわたり約220本が林立

太いものは目通り5.55m

樹高45m余りを数えるものも

樹齢約300年の古木もある


平安時代初期に空海が巡錫で登拝

空海が鞍を掛けたという「鞍掛松跡」


イカリソウ


壊れた案内板に「北」と「Lake」

北竜湖へのショートカット


木漏れ日がきれい

「奥社マデ千米」


旧観音堂跡の東屋

信濃三十三番 第十九番札所

明治2年神仏分離で菩提院へ


鐙石(あぶみいし)

神馬のあぶみ跡が残るという


「奥社マデ八百米」


「奥社マデ七百米」


隠れ石

川中島の戦いのあと

領地に戻る上杉謙信が

武田の追っ手から隠れた岩

山が鳴動し岩や木が倒れ落ちたため

追っ手は逃げ帰り

謙信は難を逃れたとされる


馬頭観音

加耶吉利堂跡(かやきりどうあと)

最初に観音堂があった場所


御座石

弘法大師が座ったという

小さな穴は錫杖の跡とか


小さな穴発見!

ストックの下あたり


沢の音が響きわたる

雪解け水が勢いよく


ミヤマキケマン


船石

波に漂う船の形だとか

宇宙戦艦ヤマトみたい!


ヒトリシズカ


タチツボスミレ


「奥社マデ五百米」


の河原

三途の河原に似ているとか!


緑がきれい


「奥社まで四百米」


巨岩が見えてきた!


愛染岩

愛染明王を祀るほこらをお参り

恋愛成就の願いを叶えるとか


ほこらから見上げた世界


わわっ!

太~い杉の横にでっかい蛙🐸


太鼓橋

神聖な水の向こう側へ

神に近づく橋


神聖な水


不動岩

弘法大師が筆を投げて

岸壁に梵字を書いたという


「奥社マデ参百米」


葉の間から菜の花畑


ついに「奥社マデ百米」

奥社参道(急斜面)へ!


鏡石

鏡のように平らな石


ラストの急斜面


すいすいと


ゆっくりと


築根岩

上杉謙信がここで千灯を献じたという


比丘尼石(びくにいし)

殺生禁断、女人禁制を破った者が

石と化したとか


比丘尼石を登る


登った!


見上げると…

小菅神社奥社本殿

白鳳8(680)年に修験道の祖

役小角(えんのおづの)が小菅山を開山


岩窟内に馬頭観音(素戔雄尊)を祀ると

熊野・金峯・白山・立山・山王・走湯・戸隠

七ヶ所の神が現れ八ヶ所権現を祀ったという


雄尊    本地(小菅神社)

再尊    熊野(速玉神社)

広國押武金日尊 金峰(金峰神社)

菊理媛命  白山(白山比咩神社)

大国魂命    立山(雄山神社)

大己尊命    山王(日吉神社)

々杵尊    走湯(伊豆神社)

手力雄命    戸隠(戸隠神社)


奥社に続く石段


いつもは開いていない本殿が

なぜか開いている!?

氏子の方々が集まる日で

「中でお参りしていって」と


小菅の神様たちにお参り

役小角の像もあった♪


芳名帳に記録


修繕したばかりの橋を渡って

いざ下山


行きは全く読めなかった

船石の横の石の文字

帰りははっきり読める!?

「御本社江六丁」

光って不思議だ


遠くに登山口が見えてきた


三の鳥居に到着

無事下山


シャガがお出迎え


信濃三十三ヶ所観音霊場

第十九番札所 菩提院

観音堂はここに移ったのね!


鐘楼


帰り道の菜の花公園にて


飯山が黄色に染まる季節

杉の香りを楽しみながら歩いた

神聖な小菅山での一日に感謝


情報満載の小菅の里のガイドマップ


鶴渕けんじ『峠鬼』

飛鳥時代を舞台とした神話ファンタジー

役小角と神々を巡る旅が楽しめる♪

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