富士嶽山~コノハナ家族大集合 古事記の世界へ~
- kk
- 2023年10月8日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年11月18日
ふじたけさん
標高:1034m
所在地:上田市古安曽
登山口:富士嶽神社(里宮)
コースタイム:上り80分 下り45分

本日は富士嶽山へ
富士嶽神社の雰囲気ある鳥居

御祭神は
コノハナノサクヤビメとニニギノミコト
ご夫婦ですな

鳥居の内側に駐車

御定書を読む
自動車はここまで

ゲートを開けていざ出発

山神社
御祭神はオオヤマツミノカミ
コノハナノサクヤビメのお父上

ベンチを通り過ぎたら

富士嶽神社(里宮)が見えてきた

富士嶽神社(里宮)
よい雰囲気

「おおばさまこんにちわコース」へ

マムシグサ

日本遺産の案内板が現れた
奈良尾石造大姥坐像
雨を降らせてくれたお礼に
室町時代に造られたものだそう
奈良尾石造大姥坐像(案内板より)
大旱魃の際に、富士嶽で雨乞いをしたところ、忽ちのうちに雨が降ったので、御礼として、寛正7年(1466)に造られたものという。その後、「祈りのかたち」は、この石像に願掛けをした千駄焚きや、石像を池の中に放り込むなど変化した。祈りの言葉は「雨降らせタンマイナ」だ。怖い顔に反して「大姥さま」と親しみを込めて呼ばれる像は、写実的で迫力を感じる見事な石像である。

この中に大姥さまが…

いらっしゃった
実はこの方コノハナノサクヤビメの姉
イワナガヒメという伝説も
それはのちほど…

奈良尾の石造多重塔(弥勒仏塔)
鎌倉時代(1285年)の建立
蒙古襲来の際に戦勝祈願させたところ
蒙古軍が退散したので供養のために建立

元のコースへ

分岐を過ぎると

「登山道入口→」の案内板

「奥社入口」「富士嶽山登山口」
険しそう💦

「石造薬師坐像」の案内板

現在祀られているのは二代目だそう
石造薬師坐像(左側説明より)
現在祀られている像は、以前あったものが風化したので、代わりに造った二代目の像です。二代目の新しい像は貴族や武将の座り方をして、髪の毛は肩に垂らす神像形式である点が特異です。なお祠は、一間社流造の神社形式で仏像を納める寺堂形式ではありません。これらの点から薬師像は神の薬師と見ることができます。

大姥様=イワナガヒメの伝説
コノハナノサクヤビメが御神体になる時
乳母や薬師を連れて富士嶽山頂を目指した
その乳母がイワナガヒメ
薬師がスクナビコナ
またはオオアナムチノミコトとか
石造薬師坐像(右側説明より)
奈良尾には、「富士嶽神社の祭神が、御神体になる時に、乳母や薬師を連れて、富士嶽の頂上を目指した」という伝説があります。この伝説、古事記の記述、富士嶽神社の神々の位置などから、乳母は「大姥様」のことであり、神の「石長比売命(いわながひめのみこと)」のことです。薬師は、神の「少彦名神・大己貴命」のいずれかを祀ったものと考えられます。

展望よし

石造薬師坐像
伝説によればこの薬師は
少彦名命か大己貴命

記念撮影

大岩ごろごろの尾根道へ

倒木多し
わわ、どうなってんの~💦

そんなとこ危ないよ~💦

高伸坂
「山頂まで250m」
ここからロープで登る急坂

急すぎる~おそろしや~

頂上まであと少し

奥宮が見えてきた

富士嶽神社(奥宮)

塩田平を一望
ため池もあちらこちらに

梯子あり
ちょっとぐらつく💦

かわいらしい賽銭箱

塩田平をバックに記念撮影
いざ下山

暗くなる前に里宮に無事到着

下山後のお楽しみは
💛のお皿&カップでスイーツタイム

日本三大美人泉質「芒硝泉」でゆったり

『日本の古典を読む1 古事記』p113~117
ニニギノミコトの結婚のお話に
コノハナノサクヤビメやイワナガヒメ
オオヤマツミノカミなど
富士嶽山の神様たちが登場
上田の富士山で
古事記の神様たちの伝説を楽しんだ
里山あるきに感謝
コノハナノサクヤビメと言えば…
2021年11月21日の平尾富士はコチラ
(山頂の神社は富士浅間神社 富士つながり♪)
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