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夫神岳~干ばつに苦しむ民が祈りを捧げた雨乞いの山~

  • kk
  • 2023年1月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年8月23日

おかみだけ

標高:1250m

所在地:青木村・上田市

登山口:信州まるべりーオートキャンプ場

コースタイム:上り 90分 下り 1時間


2022年12月25日

子檀嶺岳山頂から見えた

おにぎり型の美しい山

本日は青木三山の一つ 夫神岳へ


登山者用駐車場に到着

夫神岳登山口トイレあり

(11月中旬~4月中旬は閉鎖)


信州まるべりーオートキャンプ場

メ~~~

角にささったテニスボールがおちゃめ


朝日に染まる山々


林道へのゲートへ


登山者用通路はこちら


フェンスの向こうは立入禁止


最初の分岐

案内板に従って進む


ただいまマイナス7度


トラロープのゲートをくぐって


朴葉の道へ


霜柱がすごい


氷の神殿みたいだ


足もとがぬかるんできたと思ったら

上から水が流れているようだ


月波(つくば)の泉

名前がきれい

湧水を少しいただいて出発


くらおかみの石

(1665年建立)

“くら”は谷を“おかみ”は龍神を意味


湧水の脇には“くらおかみ”

山頂には“たかおかみ”とある

いずれも雨の神・水の神

「くらおかみ大明神」の石碑より

この祠は寛文五年(1662)に建て替えられたもので祭神はくらおかみの神である。おかみ信仰は髙龗と闇龗の二柱の神である。共に雨の神、水の神であり、古来たかおかみは夫神岳の山頂にくらおかみはここの湧水の脇に祀られている。

いずれも遠い昔の雨乞いの歴史を今に伝えるものである。このおかみ信仰がもとになって、この山を夫神岳と呼び麓の村は夫神郷と呼ばれるようになった。

この社に夏祭りの時奉納されるしなり幟りは、雨の神龍神の姿をあらわるものとされている。

 

 とおき世に 雨を祈りて 祀るてふ

  泉のかたえ くらおかみたつ




動物が剥がしたあとかな…


カマキリの卵見つけたよ~


私も見つけた~


あと600m

ここからジグザグ急斜面


あと300m(20分)


展望台にでたよ~

ベンチもある♪


木々の間から青木村


あと200m


あと100m

雪が残っている


ラストは雪の急坂


夫神岳山頂

標高1,250m


三角点


たかおかみの石

“たか”は山頂を“おかみ”は龍神の意味


青木村のホームページには

九頭龍とイザナギノミコトが

祀られているとある


雨乞いの祈りが込められた場所


子檀嶺岳と青木村を一望


蓼科山の雪もきれいだ


記念撮影


おやつタイム


山頂から続く三本の道

①別所温泉方面

②???方面

③青木村方面


いざ下山


朴葉の道に


苔むしたプーさんを見つけた


パイナップルみたいな松かさ


パイナップル🍍の語源は

松かさに似ていることから

pine(松)+ apple

パイナップルが松かさに似ているのね!


子檀嶺岳がきれい


ゲートが見えてきた


ゲート通過中


メ~~~~(おかえり)


ただいま~

カメラに顎を突き出すヤギさん(笑)

沖縄では「ヤギが鳴くと雨が降る」とか


雨乞いの歴史残る山道を楽しんだ

里山あるきに感謝


「青木村トレッキングマップ」をゲット

夫神岳と十観山と子檀嶺岳のマップ

次は十観山も登ってみたいな♪


『信州の民話伝説集成 東信編』

p.72-73に夫神岳のお話

嶽の

「むかし、日照りばかりが続いて、川の水も乾き、地下から掘って汲む井戸も涸れてしまった。作物ができないばかりか、これではみんな死んでしまうと人々は悲しんだ。そこで村人たちが相談して、男神嶽と女神嶽の両方に願をかけて祈った。『もし、大雨を降らしてくださり、民のいのちをお救いくださいますれば、あらん限りのお供えをいたします』そうして、長い布をはった龍神の姿をあらわした幟を立てて、みんなで行列をつくって歩いていくと、男神嶽の山の上に九頭龍のような形の霊体が現れ、だんだん女神嶽の方へ進んで山を覆ってしまった。すると、まもなくして大雨がざんざんと降り始め、人々はわぁっと歓声をあげて喜んだ。以来、村人たちは、感謝の心をこめて、この行列を祭として続けている。」(和田登『信州の民話伝説集成 東信編』p.72-73より)


『日本の古典をよむ1 古事記』

p.34-36によれば“くらおかみ”

伊耶那岐命が火之迦具土神を切り倒し

その刀の血から生まれたという


伊耶那美命の死(抜粋)

「そこで、伊耶那岐命は腰に帯びられた十拳の剣を抜いて、その子迦具土神の首を斬った。そうして、その御刀の切っ先についた血が、神聖な石の群れにほとばしりついて、成った神の名は、石析神。次に、根析神。次に、石筒之男神。次に御刀の鍔についた血もまた、神聖な石の群れにほとばしりついて、成った神の名は、甕速日神。次に、樋速日神。次に建御雷之男神。またの名は、建布都神。次に御刀の柄に集った血が指の間から漏れ出て、成った神の名は、闇淤加美神。次に、闇御津羽神。」(山口佳紀・神野志隆光訳『日本の古典をよむ1 古事記』p.34-35)


おわり

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