女神岳~石鳥居から山頂まで急斜面をひたすら直登~
- kk
- 2023年7月29日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年8月23日
めがみだけ
標高:927m
所在地:上田市
登山口:穴平地区登山口
コースタイム:上り35分 下り25分

本日は女神岳へ
草が生い茂って道が見えないけれど
ここも登山口

入山すると一面の緑
「女神岳登山道」の案内板

クマの爪痕

石鳥居から登り開始

三日月と桃??
石灯籠

いってきます

はじめから急斜面

倒木多し

ひえ~💦
さらに傾斜が増し

ラストは急な石段

ひえ~すべる~

石段を登り切れば

女神神社跡の石ほこら

ここから山頂まで約200m
まだアップダウンあり

三角点

女神岳山頂
標高:927m

「石鳥居登山口 40分(穴平)⇒」
下山時に新たなルートの案内板を発見
トラロープなども張ってあるようだ
今回は未確認のためもとのルートで下山

急斜面と倒木と格闘しながら

無事に下山

行きと異なる登山口でゴール
(こちらが正式)

徒歩で駐車場へ
2023年7月16日
雨乞い祭「岳の幟」が行われた
(毎年7月15日に一番近い日曜日に開催)
雨乞い伝説の夫神岳と女神岳
ひたすら続く急斜面を登り
より急に感じる下りを慎重に下った
雨乞いの里山あるきに感謝
2023年1月22日の夫神岳はコチラ

和田登編著
『信州の民話伝説集成 東信編』
岳の幟に思いを馳せて
嶽の幟(p.72-73より)
むかし、日照りばかりが続いて、川の水も乾き、地下から掘って汲む井戸も涸れてしまった。作物ができないばかりか、これではみんな死んでしまうと人々は悲しんだ。そこで村人たちが相談して、男神嶽と女神嶽の両方に願をかけて祈った。
「もし、大雨を降らしてくださり、民のいのちをお救いくださいますれば、あらん限りのお供えをいたします」
そうして、長い布をはった龍神の姿をあらわした幟を立てて、みんなで行列をつくって歩いていくと、男神嶽の山の上に九頭龍のような形の霊体が現れ、だんだん女神嶽の方へ進んで山を覆ってしまった。
すると、まもなくして大雨がざんざんと降り始め、人々は、わあっと歓声をあげて喜んだ。
以来、村人たちは、感謝の心をこめて、この行列を祭りとして続けている。
※この幟は、反物で、別所村を三組に分け、年番にこれを立てる。当番の組には、一戸に二反ずつ思い思いの布を、一反は竹のさおにそえて下げ、一反は、その竹の笹の葉を包んでたれ下げ、竹の下部にて一つにして、持って山に登る。一組の数は、五、六十人。行事が終わったあとは、家にそれを持ち帰る。その布で着物をこしらえれば、風邪をひかないなどといわれてきた。



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