金時山~金時茶屋“強力のコミさん”に思いを寄せて~
- kk
- 2022年12月31日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年1月3日
きんときやま
日本三百名山
別名:猪鼻山(いのはなやま)
標高:1212m
所在地:南足柄市、箱根町、小山町
登山口:金時見晴パーキング
コースタイム:45分

大晦日
年始に登った金時山へ再び
今回は金時見晴パーキングから

金時山(金時見晴パーキング)登山口

コース案内図チェック
金時山まで45分
南足柄市からスタート

歩き始めてすぐに分岐
明神ヶ岳まで95分
こっちも行ってみたいな~
すでにここは箱根町

矢倉沢峠うぐいす茶屋を通り

笹に囲まれた登山道へ

明神ヶ岳方面
気持ちよさそうな登山道

箱根町方面
左に大涌谷 中央に仙石原 右に芦ノ湖

あっという間に次の分岐
金時山まで20分

前回はこの分岐から
仙石原(金時神社)方面に下山

登山道が二車線!?
上り階段と下り階段(右側通行)

かわいい切り株の椅子♪

矢印の看板が現れたら
ラストの登り

湘南の海が見える
江ノ島も~

茶屋の屋根が見えてきた

山頂は目前!

階段を登りきると

金時山 山頂(箱根町側)1212m

金時山 山頂(小山町側)1212m
富士山は…雲にかくれんぼ

金太郎茶屋であったまろう
名物 まさカリーうどん(笑)

今回も金太郎飴をいただいた
かわいい♪

金時娘の茶屋はお休みだったが
前回なかった(と思う)読み物が…!
強力のコミさん
“強力コミさん”とは
金時娘さんの父親で富士山の強力
白馬岳に重さ200㎏の風景指示盤を
背負いあげることに成功したが
その仕事が災いし42歳の生涯を閉じた
📒強力のコミさん(鈴木博六)
金時娘(小宮山妙子)さんの父、正さんは富士山の強力で抜群の力もちと云われ、昭和十六年八月には北アルプスの白馬岳の山頂に二○○キロ(約五十五貫)の風景指示盤を背負いあげることに成功しました。人間業では考えられないこの偉業は地元のボッカー(強力)の協力を得ながら富士山の強力の名誉と足柄山の金太郎の再現を自分に云い聞かせ、決死の覚悟でやりとげたわけです。
しかしその時のハードな仕事が災いし昭和二十年二月四十二才の若さでこの世を去りました。
コミさんと親しかった作家の新田次郎氏はその後コミさんをモデルに(強力伝)を発表し「直木賞」を受賞した事はよく知られています。
遺児の妙子さんは現在も金時山頂で父が建てた山小屋を守り金時娘の愛称で登山客に親しまれています。
鈴木博六

こっちは前回も読んだなぁ
金時山の別名“猪鼻山”の由来
📒金時山(猪鼻山)
富士・箱根・伊豆国立公園
標高一二一二メートル
“足柄山の山おくでけだもの集めて相撲のけいこ ハッケヨイヨイノコッタ ハッケヨイヨイノコッタ”
童謡金太郎で知られる金時山は、その名のとおり金太郎が遊んだ山として有名である。長じて源氏の大将源頼光に仕え、名を坂田金時と改めた。
金太郎は幼い頃「菱の腹掛」ひとつで熊や猪の待つこの山へ毎日のように勇んで登ってきた。
ある日、金太郎は大石を落としてしまった。この音にあわておどろき、岩にあたって死んでしまった大猪の鼻を金太郎は、ねんごろにとむらったのである。
金時山を別名猪鼻山ともいう。
静岡県 小山町

猪鼻神社にお参り

いざ下山

帰りも「右側通行」

大涌谷に向かって

大岩を通過

無事に下山

駐車場🅿着

金時見晴パーキング付近の
公衆トイレ🚻のご案内
親切だなぁ♪

旅の思い出は
まさかり鈴とピンバッジ
富士山と金時山と仙石原と
熊と金太郎の色が美しい♪
Yamasankaの山と音符のロゴも素敵

新田次郎『強力伝・孤島』
とてもよかった~
年始と年末に訪れた金時山
(2022年1月2日の金時山はコチラ)
山頂の茶屋でのあたたかな交流
強力のコミさんに胸を熱くした
里山あるきに感謝



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