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明神ヶ岳~2023年元旦は「金時山越しの富士山」から~

  • kk
  • 2023年1月1日
  • 読了時間: 4分

更新日:5月6日

みょうじんがたけ

標高:1169m

所在地:南足柄市、箱根町

登山口:金時見晴パーキング

コースタイム:140分


2023年元旦

初日の出をバックに明神ヶ岳へ


前日の金時山登山に引き続き

金時見晴パーキングからスタート

明神ヶ岳まで100分


霜がきれいだ


明神ヶ岳への分岐

90分の下に手書きで「~140分」💦


笹の登山道へ


金時山が見えてきた


富士山の頭もちょっぴりお目見え


左から大涌谷、仙石原、芦ノ湖

箱根の名所を一望


明神ヶ岳まで75分


植生がどんどん変わる

ジブリの森っぽいエリア


森を抜けると

富士山の頭がさらに出てきたよ


富士山と金時山で

キティちゃんみたいだ…


ボブスレーの坂をくだり


アリスの森でひとやすみ


明神ヶ岳まで40分


火打石岳(988m)

大昔から黒色の火打石を産出

縄文時代の石器にも使われたらしい

📒火打石岳(988m)案内板

「大昔からこの山で黒色の燧石を産出したことから山の名が起こりました。玄武岩の一種で、この石を加工して造った石器が箱根や小田原の縄文時代の遺跡から発見されています。」

 

少しずつ登っていくと


明神ヶ岳まで25分

手書きで「40」が気になる…


ぽっこり金時山の背後に

富士山がでっかくなってきたよ~


小鳥のさえずりが聴こえる

ジョウビタキだ♪


小鳥を追いかけて登りもすいすい


展望の良いところに出た

富士山の見え方がどんどん変わる


手に乗せてみた


空に続く稜線あるきの道


富士山さらにでっかく


雄大な山々をバックに


最後の分岐

明神ヶ岳まであと10分


また植生が変わった

不思議な尾根道をくぐりぬけたら


明神ヶ岳(1,169m)

着いたぁ~

📒明神ヶ岳(1,169m)案内板

「古期外輪山の一つです。南足柄からこの山を越え、宮城野の碓氷峠に下る道は日本武尊東征の道と伝えられています。崩落地に多く生えているのはフジアザミです。」

山頂の標柱にて


宮城野への道は

日本武尊の東征の道らしい

ぜひ行ってみたい


明神ヶ岳から見る「金時山越しの富士山」

富士山がある風景100選


📒明神ヶ岳から見る「金時山越しの富士山」

「明神ヶ岳山頂に近い現在地は富士山が大変よく見える眺望地のひとつです。ここからの眺望の特徴は後方にそびえる富士山ののびやかで均整のとれた姿と、手前に見える金時山の突き上げるような姿や、連なる箱根外輪山の内側の急崖面とのコントラストです。また、金時山から左手に見渡せば、箱根外輪山の山嶺が連なっているのが良くわかります。」

📒金時山(明神ヶ岳より130分)

「金時山は神奈川県足柄郡箱根町と南足柄市、静岡県駿東郡小山町の境に位置します。標高は1,212mで箱根外輪山では最高峰です。高く急峻で、イノシシの鼻のように見えるその姿から、猪鼻嶽・猪鼻ヶ岳とも呼ばれていました。山頂は視界が開け壮大な富士山が望めるビューポイントでもあります。金時山は35~27万年前に活動した成層火山で、その南側が崩れ現在の姿になりました。崩壊によって生じた成層火山の断面や岩脈の様子が登山道で観察することができ、箱根ジオパークにおいてジオサイトに指定されております。金時山は坂田金時が育った山だと伝えらえており、金太郎伝説の舞台としても有名です。」

📒箱根外輪山

「神奈川県境から静岡県にまたがる箱根火山のうち最も外側の環状の連峰が箱根外輪山です。構成する主な山は、金時山、明神ヶ岳、塔ノ峰、白銀山、大観山、三国山、丸岳などで標高1,000m前後です。外縁に広がる裾野はなだらかですが、カルデラである内側は急崖です。箱根火山の活動は40万年前に始まり、噴火をくりかえしながら23万年前までに火山群を形成しました。23—13万年前には大規模な噴火によってくぼ地ができ、カルデラが誕生しました。このとき外側に残されたのが箱根外輪山です。」

金時山越しの富士山

とても美しい


いざ下山


ボブスレーの坂ふたたび


行きにけっこう下ったので

帰りは上りが多い ひぇ~


笹の道まで戻った


最初の分岐

140分に軍配(笑)


無事に下山♪


雲一つない元旦の朝

金時山から少しずつ見えてくる富士山

日本武尊の東征の道を楽しんだ

里山あるきに感謝


日本武尊の東征は『古事記』中巻に


 『日本の古典をよむ1 古事記』(p.210)に

「足柄の坂本に到りて」と足柄峠が登場

里中満智子『古事記㊦』(p.145)にも

日本武尊が富士山に魅了される場面や

足柄峠で白い鹿に遭遇する場面が登場


この後、弟橘比売を偲んで

「吾妻はや」と嘆いた場面は

2022年9月25日の四阿山

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